会長あいさつGreeting
当会は、一昨年、20周年を迎えました。そして、この2年間、「適者生存」「十年一剣」をテーマに掲げ、保険流通を取り巻く環境の激変の中で、これをどのように受け入れ、これから10年先の姿がどうあるべきかを考えてきました。
今、行政は、保険業法の改正に加え、「顧客本位の業務運営」という新たなレジュームを我々に提起しています。さらに、デジタル社会の進展は、「Disruption(破壊的革新)」と称される草の根からの大変革を引き起こし始めています。このような歴史的というべき大変化の中、いよいよ我々は、真に自らの責任の下で経営的判断を行い、力強く歩み始めねばなりません。今こそ想いを一つに一枚岩になり、新しい未来へ向かおうという意を込めて、本年のテーマを「想いを奏でる」にしました。
そして、副題をThough the harmonyとしました。
Harmonyは、「調和・一致・合致」です。
Throughは、「~を貫いて、突き破って」です。
わが国では長く、調和すなわち「和を以て貴しとなす(聖徳太子)」がうまく生きていく上での知恵とされてきました。しかし、調和とは、本来、平穏に妥協することで生まれるものものではなく、多様な意見のぶつかり合いによってこそ創られるものです。この言葉を私なりに解釈しますと、「RINGのメンバー皆が互いに意見を出し合って想いを寄せ合い、これからの方向性を決めて行く事」、「自社の経営はもとより、RINGの会においても大切なのは想い、志をもって同じ方向に向かっていく事」、「会員それぞれが持っているポテンシャルを今まで以上に出し合い答えを見つける事」。私は、RINGの会を、そういう会にしていきたいと思っています。
さらに、経験豊富で豊かな知識を兼ね備えているアドバイザーが存在する会は唯一無二の会であり、この強みを生かして「一歩先にある代理店経営のあり方について答えがある会」「会員が抱えている悩みを解決できる会」として「この業界に、なくてはならない会」へと発展させて行きたいと考えております。
個性豊かな会員とアドバイザーがいるこのRINGの会で一緒に経営を学びませんか?